Abudarer

Abudarer

とても小さい頃の記憶だ。はっきりとはしていないのだが、つい先日ふと思い出したのだ。たぶん3歳頃だったと思うのだが、公園で遊んでいたらあるおじさんが近づいてきた。そのおじさんはとても面白くて、一緒に遊ぶのが楽しかったのか、公園を抜け出して一緒に散歩をすることになった。今思うと誘拐だったのかもしれないが、小さい頃のオレは微塵もそんなことを考えもしなかったのだ。今でもどうやって家に帰ってきたのか覚えていない。家族に聞いてもそんなことなかったというのだ。ではあれはなんだったんだ!おじさんの名前はアブダラー。一日だけの出会いだったが、いろんなところに連れて行ってもらった記憶がある。変なパフェまで食べさせてもらい、おもちゃ売り場でミニカーを買ってもらったり、いい思い出ばかりだ。では、あの黄色いおじさんは結局なんだったのだろうか。あのアブダラーおじさんにもう一度会いたいものだ。