Singing Zombie

Singing Zombie

「おまえが~すきだ~、いつまでも~、いつまでも~」カラオケルームから聞こえてくる熱唱している歌声。ここら辺の住民に有名なゾンビのゾビオくんだ。なんでかこの街に住み着いているゾビオくん。普通ならゾンビだと嫌われがちに思われだが、違和感無く、気持ちがられることも無く、とけ込んでいるのだ。実際、住民はゾンビとわかっているけれども、襲ってこないし、普通に会話出来るので、なんか街にとけ込んでいるのだ。そのゾビオくんの楽しみと言えば、週末のカラオケだ。街に唯一あるカラオケパブで、街中に聞こえるくらいの音量で歌うのだ。この歌のおかげで、ゾビオくんは街に受け入れられているのかもしれない。だが、実はこの歌声が催眠術になっているのだ。この歌声を聴いてしまっているからこそ、ゾビオくんはこの街にいられるのである。そんな背景があってもゾビオくんの歌声は美しいのでよしとしよう。