戦隊者レンジャーは相変わらず子供には人気だ。毎年新しいヒーローが誕生しては、子供たちを楽しませている。が、某テレビ局で流れている新たなるヒーローは物議をかもしている。何が問題になっているかというと、ヒーロー感がまず全く感じられないところにある。昔で言えば、ヤンキーの代名詞のリーゼントヘアースタイルで、どちらかというと悪者ではないかと思うことだ。それにヒーローのように悪者を倒してくれないのである。実は、どちらかというと悪者のようなことをして、警察に怒られる役割なのだ。ヒーローが悪いことをして怒られる。そう、この番組を作っているプロデューサーは、ヒーローでも悪いことをして怒られるのだということを伝えたいらしいのだ。この大人びた展開に、子供たちは戸惑っている様子。だが、子供たちは、飲み込みも早いので、この情けないヒーローに同情するようになり、自分たちも悪さをしないようになったのだ。この逆をついた方法のヒーローは、意外にも効果が出て、子供たちにも受け入れられたのである。今では普通のヒーローと同じくらい人気が出ている。
Regent Ranger
返信