Iceberg Office

Iceberg Office

つい先日新しい会社との取引が始まった。その会社とは製氷会社であるが、とても品質の良い氷を扱っている会社として有名な会社だ。この製氷会社の営業マンと始めてあって名刺交換をした時に、あれ?っと思ったことがある。本社は東京にあるのだが、製氷部門のオフィスはざっくりとしていて、どこだかわからないのだ。県も市の名前も番地さえもないのだ。ざっくりと氷山としか書いていないのである。なんか怪しいと思ったので、本人にこれはどこですか?と尋ねたところ、「氷山です。」と同じことをざっくりと言われた。ですから氷山ってどこですか?と再度聞き直したら、氷山は移動するからどこにあるのかわからないというのだ。そう、この製氷会社の氷が評判いいのは氷山の氷を使用しているからなのだ。なんと!世界に存在する氷山を買っているのである。そんなことって可能なのか!地球温暖化が進んでいるいま、人間が氷をたべて少しでも海面が上昇するのを防いでいるのだ。この製氷会社はいま世界で注目されている会社になっている。目の付け所が違うようだ。