Kamabokosan

Kamabokosan

世界は広い。いろいろな人がいる。世界のビックリ人特集では本当に変な人がいるな~と見ていて思う。そして家の隣の住人もかなり変わっているのだ。その名もかまぼこさん。これはあだ名ではない、本名なのだ。彼の家系は100年以上も続くかまぼこの老舗店。ここまでは普通に感じるかもしれないが、彼の家も、彼の持っているものすべてかまぼこの形をしたデザインなのだ。特に驚くのが彼の着ている服であろう。もはや服とは呼べない。まさに着ぐるみとしか言えないのである。かまぼこ板もちゃんとついており、ほとんど見た目がかまぼこなのだ。なんと生活しにくい服装なのだろう。だが、かまぼこさんはそれが日常。小さい頃からかまぼこの服だけ着ているので、彼自身は違和感を感じないそうだ。それにかなり軽快な動きをする。かまぼこの老舗さんに生まれた彼の宿命だろうか。ここまでかまぼこを愛せられるから何代もかまぼこ屋さんが続いているのだろう、あっぱれじゃ。