人間は体調が悪いと雰囲気でわかる場合がある。肝臓が悪い場合は肌が黒くなってくるし、血の気が引くと顔色が青くなる場合もあるのだ。まだ雰囲気でわかる場合はよいのだが、なかなか表に出てこない病気もあるので厄介な時もある。だがそれも通り越すととんでもないことが起きることがある。人間の想像を超えたあり得ない出来事が起こりえるのだ。ある肩こりがひどいおじさんの場合は、肩から巨大なニンジンが生えてきたのである。そんなことってあるのか！おじさんの場合はニンジンが好きだったために、悪い箇所から好物のエキスを通して変化した結果だ。どうやって人間の体からニンジンが生える仕組みかわからないが、その人が欲しているものが、正直に体から影響が表れたといえよう。肩が凝っているのに、マッサージも出来ない状態になるし、どんどんニンジンが大きくなって、肩に負荷が更にかかっており、肩こりが収まらなさそうなのだ。だが本人いわく、ニンジンが生えてきてから肩こりが緩和されたというのである。肩こりの痛みをニンジンが吸い取っているというのだろうか。人間の体は摩訶不思議である。