やたらと細長いものが遠くに見える。何かの塔なのだろうか。だがどうもその細長いものは動いているように思える。あれは本当になんなのであろうか？その細長いものに近づいていくと、どんどん大きくなってきてしまいには30mくらいの高さのものであることがわかった。そしてその細長いものの正体は人間だったのだ！なんて細長く高い人間なのだ。というかこんな人間初めて見たし、存在していいのだろうか。そして何故にこんなに細長くなってしまっているのだろう。彼はやはり世界一身長が高い人間としてギネスブックに登録されており、それなりに有名らしい。では、こんなに身長が伸びた理由とは、キリンさんの首が伸びた理由と同じで、彼も高いところにあるものをとろうとして努力していたところ、ぐんぐんと伸びていったというのだ。その努力した時期が成長期の時期と重なってどんどん身長が伸びていったというのだ。こんなに身長が高いと骨格が持たないと思われるが、彼の場合は小さい頃からカルシウムをたくさん取っているので、問題はないらしいのだ。世界には不思議な人がいるものだなとあらためて思い知った気分である。