Maggot Tournament

Maggot Tournament

世界には不思議な出来事があるものだ。一般的には嫌われ者のウジ虫。夏の暑い時期に残飯とかに卵を生まれて、勝手にたくさん発生された時には、発狂ものだ。あのうねうね動く感じがどうも気持ち悪くて、好きな人なんていないのではないかと思えるほどだ。だが世界にはいろんな人がいるもので、意外とこのウジ虫のファンがいるのだ。何故にウジ虫、どの部分にウジ虫は惚れるのであろうか。そしてこのウジ虫を使ったトーナメントが存在することはご存知であろうか。アメリカでこのトーナメントは行なわれており、月に一回のペースでアメリカの各都市で行なわれ、年間チャンピョンを選んでいるのだ。もちろんウジ虫を育てている人もいて、チャンピョンクラスのウジ虫になると、数百万円するらしい。最近ではこのトーナメントにスポンサーまでついており、人気が出てきているのだ。おそろしや~、ウジ虫が今後注目を浴びていくのは間違いないだろう。

Vase Copy

Vase Copy

ピーピーピー。永遠と流れている音がある。そうオレはある癖を持っている。とにかくこれをしないと落ち着かないのだ。精神病のひとつだろうが、医者に見てもらってもやっぱり治らないのだ。別に生活するうえで支障はきたさないので、今のところは気にしないようにしている。おれの癖というのは花瓶の写真をひたすらコピーするという特異なものだ。なんで花瓶をコピーしたくなるのかはわからないのだが、とにかく花瓶のコピーじゃないと落ち着かなくなるのだ。それもおばあちゃんからもらった花瓶で、なにか特別な思い出があるのかもしれないし、おばあちゃんの霊がそうさせているのかもしれない。こんな癖だからいいコピー機じゃないと満足しなくなり、今では100万近くするコピー機を購入して、ひたすら暇ができたら花瓶のコピーをしている。今では部屋のスペースのほとんどが花瓶のコピーで埋め尽くされている。コピー用紙を捨てることが出来ずに、このままではコピー用紙に埋もれてしまうだろう。その前にこの癖をなんとかしたいものだ。

Monnlight Devil

Monnlight Devil

お、オヤジが!突然オヤジの体に異変が起きた。見る見るうちに温厚なサラリーマンのオヤジが険し顔になっていったのである。そして落ち着いたかと思ったら、今までに見たこともない見た目になっていたのだ。オレは驚いて腰を抜かしそうになった。その場で動けなくなっていると、オヤジはいつもの温厚な話し方で、話さなければいけないことがあると、オヤジの秘密を語り始めた。それは、オヤジの家系は悪魔だということだった。満月の光を浴びると悪魔に変身するというのだ。別に凶暴になるわけではなく、見た目が悪魔になるというのだ。50歳になった時に、悪魔に変身するのだという。だからオレも50歳を境に悪魔になるらしいのだ。覚えておけというのである。ただし、満月の光を浴びなければ悪魔にならないので、満月だけさければいいというのだ。なんという家系だ。悪魔って存在することを知らされた、そしておれがその家系だなんて・・・かなりのショックで寝られなさそうだ。

Black Peach

Black Peach

ある日スーパーに買い物に行ってみると、普段とは違う光景があった。それは果物コーナーの一角で、今までに見たことのない果物があるのだ。それは真っ黒色の果物で、初めて見るオレは何の果物なのかさっぱりわからない。何の果物なのか近づいてみると、それはピーチだったのだ。なんで真っ黒なピーチが存在するのだろうか!真っ黒にすることのメリットとはなんなのだろうか?ほとんどの人がそう思ったに違いない。黒いピーチは初めて見るし、おいしそうに思えないのだ。では何故に黒いピーチが存在するのか?それは普通に食べても美味しい種類のピーチなのだが、それだけでは売り上げが伸びずに悩んでいた。そこで見た目のインパクトで消費者の心をつかもうということで、存在しない黒色を採用して品種改良をしたのである。その結果、珍しいピーチということで売り上げを伸ばし、全国区のピーチにまで上り詰めたのである。味は保証済みなので、リピーターが増えたことで成功を収めたのだ。実際に買ってみたところ甘みがおいしくクセになりそうだ。

Hip Timer

Hip Timer

チ、チ、チ、チ。生活する上で意外と使用する頻度があるものの一つとしてタイマーを上げてもいいと思う。料理をするときに特にしようするので、台所には必須アイテムになっている。そんなタイマーを人間の体に埋めた人がいる。てっきりすぐに見える場所に設置したのかと思ったら、なんとお尻にタイマーを内蔵させたのだ。自分では直接見えないところにタイマーをつけている理由は何なのだろうか。果たしてこのタイマーには意味はあるのか怪しいところではある。お尻に付けた理由、それは単純にお尻は普段見えないところだかららしい。タイマーをつけているのを他人に見られたくないから、お尻にしたらしいのだ。ではタイマーを使っているのかというと、見なくても手探りでタイマーをセット出来るくらいの感覚を持っているので問題ないそうだ。タイマー機能を使って目覚まし時計としても使用しているらしく、自分の体が動くと起きてしまうので便利なのだそうだ。ある意味斬新な発想である。

Cashew Nuts X

Cashew Nuts X

ある日、突然現れた謎の物体。東京の街の上に大きな何かわからないものが現れたのである。なんの前触れもなく、朝起きると東京の空に浮いているのだ。政府もなにごとか!ということで調査に動きだしている。まず何が東京の上空に浮かんでいるのか。あれはなんののか?浮かんでいる物体に身長に近づいて調べてみると、どうもカシューナッツのようなものだということが判明された。なぜにカシューナッツが!そしてこんな巨大なカシューナッツは存在するのか!そしてなにより疑問なのはどうしてカシューナッツが浮かんでいるのかということである。何かの目的があるのか?一説によると宇宙人の侵略説がささやかれているのだが、今のところ浮かんでいるだけで、何のアクションもないのである。カシューナッツが東京の上空に出現してから、既に1週間が経っている。今では東京の観光名所にまでなりつつある。いったいこれはなんなんだろうか・・・

Dororean

Dororean

今は空前の泥ブームだ。何でもかんでも泥にあやかった商品が出ている。泥団子や泥風呂など、なんやかんや泥を結びつけているのだ。なんで泥ブームになったかというと、泥の中に含まれているある成分が体にいいことが証明されたので、各方面で泥を使った商品やサービスを作り始めたのだ。その中でもどうして泥を掛け合わせたのか不思議に思う商品もある。それはアメリカのドリーム的車のデロリアンだ。デロリアンを手に入れるのも至難の業なのに泥を塗りたくってしまうなんてなんて斬新な発想なのだろうか。そして名前が笑える。「ドロリアン」として販売されているのだ。個人がカスタマイズしているわけではなく、メーカー側が泥を塗りたくった車を販売しているのだ。泥ブームに乗っかってか、とてもかっこいいという声が世界で広まっており、ドロリアンを手に入れようとする車ファンもたくさんいるようだ。泥を塗りたくってもちゃんと走るから更にいいのであろう。泥ブーム恐るべし。

Analkozy

Analkozy

世界各地で今までに見たことのない生き物が多発している。それは動物というよりは人間だ。それも地下に住み着いている何ともいわれない生き物なのだ。どのような特徴があるかというと、すべての顔が同じようなのだ。その表情はフランス元大統領のサルコジ大統領の顔をしているのである。フランスでは嫌われていた感があった大統領が何らかの形で生き霊として形になったのかもしれない。そしてこの人間はこぞって地下、それも穴に住みたがるのである。よって街中の至る所に穴を勝手に掘っては底に住み着いているのである。暗闇の中を歩いている時に、ひょっこり穴から出てこられると、心臓が止まるのではないかというくらいビックリするのだ。世界各国の政府もさすがに問題だということで、駆除を出来る法案を決定しようとしているのだが、何せ顔が人間なので人道に反しないのか討論になっている。何の目的でこの動物は誕生したのだろうか。何かのメッセージではないかと世界でささやかれている・・・

Cutter Woman

Cutter Woman

お、おそろしや~。最近世間を騒がしている事件がある。それは気が狂った女が街中でカッターを振りかざしているという事件だ。次々とカッターで人を切っては怪我をさせているのだ。幸いにも死者は出ていないのだが、この調子で人々が襲われていったらいつかは死者が出るであろう。そしてこのカッター女が現れるのは決まって午前0時頃である。だが場所は決まっていないから特定がしにくいのだ。ある時は札幌で、ある時は鹿児島でとか至る所に発生するのだ。よって警察もどこ辺りに住んでいる人物なのか特定できていないのである。同一人物かもわかっていないので、謎が深まっている事件になりつつあるのだ。そのカッター女は実はツイッターで自分の犯行場所を数分前にツイートしているのを警察は発見したのだ。今晩はちょうど神戸に出現すると5分前にツイートされた。警察は総動員で神戸の街を見回っている。それでも、カッター女は犯行を実行したのだ。こうなったら警察とカッター女の心理戦に持ち越されている。いつかカッター女は捕まるのか!それともカリスマ的な伝説になるのかマスコミはこぞって特集しているのである。

Mercury Pool

Mercury Pool

なんだ!このプールは!銀色のきらめいている何かわからない液体のプール。何のためにこんな色をしているのかわからない。では、なんでこんなプールがあるのだろうか。そう、このプールは水銀で出来ているプールなのだ。水銀は体に悪い影響を与える物質として知られているのだが、なぜかこの水銀プールでは体には悪い影響を与えない水銀として使用されている。そして、何故に水銀を使用しているプールが存在するのか。水銀は水より重い液体であり、泳ぐ時に筋力を要する。そこで今まで異常に水の抵抗力をつけて、筋力をアップさせようということなのだ。オリンピック選手を育てるということで、国が力を入れて開発したプールなのである。だがしかし、あまりにも水の抵抗が大きすぎるために、いくらオリンピック選手でも足を吊ってしまい、途中で溺れそうになるという事件が起きてしまい、このプロジェクトは頓挫しそうになっているのである。いまではこの水銀プールは売りにだしているらしい。誰が落札するのか見物である。