ぷ~んとなにか臭い。なにかが臭っている。何だろうと周りを眺めてみても、何が臭っているのかわからない。貴族が集まっている舞踏会でこんな臭いがするのはおかしいのではないか。周りを見ても美男美女だらけなのに。だが原因がわかった。みんな臭いのに口に出さなかった理由は会場場所であるお城のお姫様が臭いのだ。臭くない?といった時点でアウトだからだ。そう、ここのお姫様はニンニク姫と呼ばれているのだ。彼女は小さい頃から大のニンニク好き。親がお金持ちだからって、自分の身体にニンニク臭を注入するという違法まがいのことをしているらしいのだ。香水ではなくニンニクの臭いを、それも身体に注入するなんてよっぽどのニンニク好きでなきゃできないであろう。それもお姫様がそんなことをするのだからよっぽど変わった人なのだろう。みんな臭いと思っているのだが、何も言えないという立場も辛いものがある。もちろんこれから出てくる食事もニンニクメインの料理なので、最終的には自分たちもニンニク臭にやられるのだが・・・
月別アーカイブ: 2014年4月
Chin Hammer
ガンガンガン、何かをたたく音が響いている。隣の敷地は売り土地だったが、最近誰かが購入して新築の家を建てているためだ。よって朝から作業が始まっており、建設している音なのだ。どんな家が建つのだろうと思って眺めていると、大工さんは1人しかいない。えっ、そんなんでは家が完成するまでどのくらいの期間がかかるんじゃいと突っ込みたくなった。それから数日経ってまた進行状況を眺めてみると、なんと!1人で作っているのに、普通の行程より早いペースで家が出来てきているのだ。どういうこと?気になって半日眺めていると、大工さんのすばらしいテクニックがわかった。この大工さんは工具をいっさい使わずに、自分のあごを使って作業しているのだ。一番すごいのはあごを使って釘をすごいスピードで打っているのである。その的確な作業工程は驚くの一言なのだ。あごを使っているせいか、この大工さんのあごはとても長くて、50cmくらいあるのではないだろうか。自分の身体の一部を使って仕事をしている姿は食人魂を感じ、かっこいいと思ったのだ。おれも家を建てる時がきたらこの大工さんに頼もう。
C’est l’heure展
パリにあるstudioburo企画でグループ展に参加します。今回のテーマは「時間ですよ〜」です。パリに行くことがあったらぜひ訪れてみましょう。
場所:L’Ancienne Imprimerie, Paris 20eme.
オープニング:5月16日18h30から
展示期間:5月16日ー18日
住所:L’Ancienne Imprimerie 19 rue Bisson 75020 Paris
métro : Belleville & Couronnes
www.studioburo.com
AVEC
WASTED RITA, AMANDINE URRUTY
DAS KOPF, GOSIA STOLINSKA, CHLOÉ MAZLO
SOPHIE LEBLANC, LYS LYDIA, POSTICS,
LISA CHRISTOPHEL, CHARLES TOMLINSON,
TIPHAINE BUHOT, JESSICA MARTINATO,
CLAIRE FAUVAIN ET JÉRÔME SACHS.
News Paper Hat
突然雨は降ってくるもの。その時に意外と役に立つのが新聞紙である。新聞と言えばサラリーマンが通勤電車の中で読んでいる定番の書物だが、この新聞紙を利用して傘にしてしまったのがサラリーマンである。スーツを濡らしてしまってはイメージが下がる営業のサラリーマンが、突然の雨に対応するために考えた方法なのだ。新聞を朝に買って鞄に入れておけば、いざという時に役立つのだ。それは単純に新聞の中央付近に自分の頭を入れれるくらいの穴を作って底にはめるのである。まるで新聞紙の帽子をかぶっているようにするのだ。それだけで雨はかなり防げるのである。新聞紙は大きいので、身体をあめから守ってくれるのだ。気になるのは耐久性である。だが皆さんが思っているより新聞紙は強靭で、東南アジアのようなスコールが降っても1時間くらいは絶えられるくらい新聞紙は丈夫なのだ。この方法がサラリーマンの間で話題になり、雨の日は新聞紙をかぶったサラリーマンが街に溢れるらしい。この方法が広まってから新聞紙の売り上げは伸びている。経済効果にも役立っているのだ。
Tongue Hanging
何のためにおれは鍛えているのだ・・・かなりの苦痛でしかないこのトレーニング。何をトレーニングしているかというと舌だ。舌を鉄棒の周りに巻き付けて自分の身体を支えているのだ。それだけならともかく舌を使って懸垂までするのである。これが今流行っているダイエット方法の「ベロ懸垂」である。なにがどうなればダイエットになるのかというと、舌を刺激することで味覚がかわり、少量のカロリーを摂取するだけで満腹神経が満たされるようになる。そしてあまり知られていないことだが、舌を使うと全身の筋肉を使用していることになり、スマートなボディーも手に入れれるのだ。だが効果覿面のこのダイエット方法だけど、とても辛いのでなかなか続かなく結局はダイエットに成功しない人の方が多い。自分にかなりストイックな人であるならば、とても勧めるダイエット方だ。とにかく試してみよう!
Woman Of Polyester
な、な、な、な、なんだー。何者だー。カサカサカサと音を立てて歩いてくる者がいる。まるでスーパーのレジ袋の様ではないか!あやつは何者だ。彼女はポリエステルの女と呼ばれている人だ。なぜにこんな身体に変身をしてしまったのだろうか。彼女は極度なエコ支持者。プラスチック製品なんてもってのほか。そのために、彼女の生活はほとんどが自給自足で生活していたのだ。だが、あるときなぜかスーパーのレジ袋を使用してしまったのだ。その自分を戒めるために、自分自身の皮膚をポリエステルにするという何の特もしない手術をしてしまったのだ。医者はかなり説得して止めにかかったが、本人は頑としてきかないので、ポリエステルの皮膚に改造してしまったのだ。そのために、彼女はポリエステルの女として生まれ変わったのだ。その日以降、彼女はエコの生活スタイルを変更してレジ袋をガンガン使用している。今度は自分の皮膚がいつダメになるのかが気になって日々いろいろなレジ袋を保管しているらしい。いつの日かポリエステルが無くなった時にそのレジ袋を皮膚として使うらしい。世の中には変わった人がいる者だ。
Owl Prime Minister
今世界の注目を浴びている日本。それは東京オリンピックが行なわれるからではなく、オバマ大統領が来日しているからでもない。阿部首相がこの度人気を満了して新たな首相が誕生したのだが、世界で初めての出来事が起きたからだ。それは世界初の動物の首相が誕生したのである!なに!そんな斬新なことが起きていいのか!おれは政治に疎いので、全くそんなことが日本で起きているなんて知りもしなかった。新しい首相とはミミズク首相なのだ!なぜにマイナーな動物のミミズクなのだ。堂々と自由民主党の党首として立候補され、満場一致で首相に選ばれたから相当すごいミミズクなのだろう。実際にかなり知能指数が高くアメリカのハーバード大学を主席で卒業したのだ。そして何より面白く、ウィットにとんだ話をするので、人望もあついのだ。日本も思い切ったことをしたもんだ。これから日本はどうなっていくのか世界の注目を浴びている。今まで異常の期待度がかかっているのかもしれないが、ミミズク首相は日本のためにがんばってくれるだろう。
Goripotato
ゴリラは絶滅危惧種に認定されている。それでもゴリラの密猟は無くならない。むしろ密猟は以前より盛んになっている傾向にある。そのためにも世界はゴリラを保護しなければいけないのだ。だがそこにさらなる追い込みがゴリラを襲った。それはゴリラの身体がポテト化するという今までに聞いたことのない現象なのだ。なんだそれ!どうやったら身体がポテト化なんてするのだろうか。世の中にはどんな病原菌が出てくるのか予測不可能な事態になっている。もともとゴリラという動物はポテトの要素を分解出来る身体を持っていないようで、たまたま人間がフライドポテトを森の中に置いていったのを食べたことから、ゴリラたちの中でポテトはおいしいと中毒が広まったようなのだ。だが、分解を出来る力がないので、中毒になりすぎてゴリラの身体がポテト化するという奇妙な病気が流行ったのだ。ゴリラには人間のミスでいい迷惑をしており、今後のゴリラの存続にレッドアラートがなっているのだ。いま生物学者はこのポテト化を治療するワクチンの開発に躍起になっている。ゴリラを守ろうではないか!
Oden Epidemic
う~う~う~。ここ数日間外が騒がしい。そう、いまの世の中はゾンビで溢れかえっているのだ。夜にはいなくなるのだが、日中はうろうろとしている。なぜにこんな世の中になってしまったのだろう。そしてこのゾンビの共通点はおでんなのである。???おでんとゾンビの共通点とはなんぞや?そう、この現象はおでんが発祥になっている。ある老舗おでん屋が発端でおでん菌というものが発生して、瞬く間にこのおでんが原因で伝染病が広まっていったのだ。まるでパンデミック!このおでん伝染病にかかると、自分の好きなおでんの具材に変身して、日中にさまようのだ。このおでん菌に犯されたゾンビに噛まれると、その人もおでん菌に犯されるのである。世の中は恐ろしい病気で蔓延している。夜の間は彼らは自宅のおでん鍋に戻ってぐつぐつと煮られているのだ。なんという奇妙な伝染病なのか!世界はいまおでんに溢れかえっているのである。
Tree Consisting Of Suit
消費税増税、物価上昇、一般的なサラリーマンは困難に陥っている。毎日着るスーツはサラリーマンにとっては命のようなもの。ヨロヨロのスーツを着ていたら、その会社の印象になりかねないので、なるべくしっかりとしたスーツを着るようにしているのだ。だがいいスーツはやはり値段がはる。そんなに簡単に買える代物ではないのだ。そこがサラリーマンの頭を悩ませるところだ。だが、ある県の山奥にスーツがなる木というのが存在するという噂が流れた。ほとんどの人がウソだと思っているが、これは事実なのだ。まさにスーツに必要なアイテムが実っている木なのである。そのためか、貧乏サラリーマンがここのスーツを求めて連日人だかりが出来ているのだ。そしてここのスーツを着ると、会社の成績が上がると言われており、自分自身も昇格して給料が上がるといういいことだらけなのだ。オヤジたちが裸になって木登りをしなければいけなく、この木の周りは異様な雰囲気に包まれている。だが、給料アップのためには何でもするのがサラリーマンだ!