Sea Urchin Taro

Sea Urchin Taro

とある日、いつものように尼さんが海に潜ってウニをとっていた。そうしたら今までにない大きさのウニを発見。尼さん数人でその大きなウニを確保した。あまりにも大きいので小さな港ではこのウニの話で持ちきりになった。数時間後、このウニを食べようということになり、鉈を持ってきてこのウニを真っ二つに割ると!なんと中から赤ちゃんが出てきたのだ!これはまるで桃太郎ではないか!人間の赤ちゃんが生まれたので大パニック!誰が育てるかということになり、村で独身の静子に託された。あれから数年経ち、このウニから生まれたウニ太郎はすくすくと育ったのだが、中学生くらいからヤンキーになり、今では髪の毛を尖らせて、まるでウニのように攻撃するので、この地域では勝てるものがいないほど強いヤンキーになったのだ。静子はこのウニ太郎の将来を心配している。今後のウニ太郎の人生に注目だ。