Crane Mouth

Crane Mouth

どっしーん。突然前方からやってきた物体と正面衝突した。自転車を飛ばしていたので、避けることができなかったのだ。何とぶつかったのか。かなり大きなものだったので、衝撃もかなりでかかった。起き上がってみると、衝突した物体はなくなっている。どこに行ったのかと思いきや、目の前に今まで見慣れないものがある。どこにあるかというと、自分の口にくっついていたのだ。そのものとは何と鶴だったのだ。どうもオレは鶴とぶつかったらしい。そして何と合体してしまったらしいのだ!なんてことだ。それ以降、自分の口は鶴になってしまったのだ。ものを食べる時は完全に鶴の嘴を通して食べなければいけない。それに距離が長いので、食べにくいのだ。もう箸などを使うことはなく、そのまま鶴の首を伸ばして食べている。便利だが、どうも飲み込む時に違和感あるのでどうにかしたい。飛んだ災難だ。