私は一年中花粉症に悩まされている。全ての植物の花粉に反応してしまうのが原因で、常にマスクと鼻炎薬は常備していた。だがその生活もあることをしただけで克服できたのだ。その方法とは鼻に花瓶をつけたのである。その花瓶に常に花を飾っておくようにしたのだ。どこから見てもおかしな見た目だが、私は花粉症が克服されただけでも大満足なのだ。なぜにそんなことをしたのかというと、「花粉症の克服は花になること」という本を読み、花に対する考えが変わったためである。花粉症の私が、花を受け入れたので花粉症を克服したのだ。今では花がとても大好きになった。
月別アーカイブ: 2017年1月
Raygyoppe
Closet Helmet
私は極度の人見知りだ。ほとんど人と接することができずに、今まで関わりを極力避けてきた。人が嫌いではないのだが、どうしても話すことができないのだ。そんな私はなかなか世間に受け入れてもらえずに、引きこもりになっていった。そんな時に自ら編み出したのが、引き戸の押入れ型のヘルメットだ。なんでそんな形にしなければいけなかったのかは自分でも謎だが、一枚の扉を挟むだけなのに、人とコミュニケーションを取れるようになったのだ。人からは変に見られているようだが、自分の中ではかなりの進歩なのだ。そして今までとは違った人とのコミュニケーションを取れるようになって世界が広がったのだ。人見知りの人はぜひ押入れ型ヘルメットを試して欲しい。
Mr. Horn
ちゃれんじタウンシート体験版
Speech Head
私は講演会などをするパネラーの仕事をしている。一年のほとんどをスピーチの仕事をしているので、声を調整することは仕事の上でとても重要だ。だが毎日のように仕事で話をしていると、どうしても喉が潰れてくる。このままいくと、自分は言葉を発せなくなるのではないかと思ってくる。そうなると、人間の身体は進化をしていくものだ。私が進化をしたところは、頭に口がもう一つできたのだ。そしてスピーチするときは頭の口から声を発するようになった。本当の口はパクパクするだけでいいのだ。髪の毛で頭の口は一応見えないようにしている。この新しい口のおかげで、以前よりもハキハキ話せて今まで以上に仕事に打ち込めるようになった。最初は気持ち悪かったが、今では切り離せないものとなっている。
Yutanpo Shark
Girl’s Power Radar
Kamakids
世の中には本当に不思議な生物が存在する。今まで身近にいた生物の生き方を初めて見たときは衝撃だった。その生物とは、気持ち悪がられているカマドウマだ。エイリアンのような形をしているし、黒く艶やかな質感も気持ち悪い虫だ。そのカマドウマの子供の産み方と育て方が変なのだ。カマドウマの子供は親がそのまま成長したものを生むのだが、その後に生まれたカマドウマは母親の背中に乗って成長する。だが、生まれて間もなく、なぜか身体が縦に真っ二つに割れてしまうのだ。その状態を数週間経てからさらに成長するのである。なんのために身体が二分化されるのかわかっていない。その状態だと無防備でもし最近や寄生虫が身体の内部に入ってしまったらおしまいなのに。カマドウマの研究が進んでいるのだが、本当に謎なのである。
Chest Woman
先日家具屋さんに行った時に目撃したものは、とても驚いた。箪笥を探しに数件の家具屋さんを見回ったのだが、どれもこれも良い箪笥は見つからなかった。だが、ある箪笥は衝撃を与えたのだ。その箪笥とは、中に女性が入っている箪笥だ。店員にこの箪笥になぜ人が入っているのか聞くと、お店側も女性が出てきてくれなく、そして無理に出そうとしてもできなかったので、そのままの状態にして売っているのだという。誰がそんな箪笥を買うのだろう。そしてんなぜ、この箪笥に女性が入っているのだろうか。この箪笥に取り付いている生き霊なのだろうか。もしかしたら、一人暮らしの寂しい男性が、話し相手欲しさに買ってしまうのかもしれない。その日以降、定期的にこの家具屋さんを訪れて売れていないか密かにチェックしている・・・