雨が降ると道路にできる水たまり。皆さんはごく普通の光景だと思っているだろう。道路の凹みで水が溜まってできる現象だが、ここに人が住んでいるとは誰も予想しないに違いない。だが全ての水たまりではないが、何個かには必ず人が住んでいるのだ。彼らのことを通称「水たまりの二郎」と呼ぶ。この事実を知っている人はほとんどいない。なぜなら滅多に姿を見せないからだ。水たまりの中でじっとしているのだ。水たまりがなくなると水たまりから出て普通の人間のように生活するのだ。彼らはもともと水の中で生息していた種族で、その名残からか、水たまりが発生した時だけ、水の中で生活するようになったようだ。不思議な話である。
Puddle Jiro
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