いつも遅刻をするので怒られている。遅刻をするのは社会人としてなっていないのでクビにされそうなのだが、なぜかクビにされないので、どうにか働き続けている。毎日のように遅刻をしてくるので、会社側も諦めたようだ。どう頑張っても遅れてしまうのだ。気持ちが焦るとさらに遅れてしまう。この感情が体を動かしたのか、体にある変化が生まれた。それは耳の部分が伸びてきて翼のようになったのだ。そして鼻も伸びてきて、顔の一部分がまるで飛行機のようになったのである。こうなると、少し歩いただけで風に乗って体が浮くのだ。そうなると移動が早くなり遅刻が減ると思ったが、飛ぶスピードが歩くのより遅いので、ますます時間に遅れるようになった。遅刻魔は変わらないようだ。
Airplane Ear
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