ベネッセコーポレーションこどもちゃれんじすてっぷパワーアップワーク10月号でイラストを描かせてもらいました。たからの地図に描いてある鍵の形の順番に拾ってゴールを目指すちょうせんワークになっています。
月別アーカイブ: 2017年10月
Eclair Mustache
体毛が薄い方なのでヒゲが生えてこない。友人は毎日ヒゲを剃るのが面倒くさいようで、羨ましがられている。だがボクはヒゲを生やして見たいのだ。どんなに頑張っても一向にヒゲが生えてこない。育毛剤を塗って見ても同じで、体質だから仕方がないのか。だがボクはどうしてもヒゲを生やしたいのだ。そこで考えた策が大好きなエクレアをヒゲに見立てる方法だ。エクレアを大好きなので、いつでも匂いを嗅いでいられる利点もある。お腹が空いた時はそのまま食べてもいい。そして何より立派なヒゲに見えるのだ。毎日エクレアを鼻の下に装着して男らしさをアピールしている。ヒゲがあった方が大胆になれるし、女性にもこのヒゲは人気だ。ヒゲこそが男のシンボルである。
Green Pepper Boat
タイに行った時に見た光景だ。とある小さな村にたどり着いた時だ。水上マーケットが盛んな村だということで、観光をしに行ったのだ。それはとても賑やかな水上マーケットで、たくさんの食材や物が売っていた。そしてここの水上マーケットに来ている人はある船に乗っている率が高かったのだ。その船とは大きなピーマンなのだ。ここら辺で取れるピーマンは人間より大きくて、やく3m物高さがある。現地の人々はこのピーマンをたくさんの用途として使っているのだが、その中でも一番効果的に使える方法が船だったのだ。軽いし、浮くので、水上マーケットで使うにはもってこいだったのだ。そのおかげでここら辺の人々はピーマンをボートとして使うようになったのだ。ピーマンの知られざるポテンシャルである。
Mabo Punishment
ボクの実家は中華料理店を営んでいる。小さい頃から忙しい時はお店を手伝わされている。ご飯は大抵中華料理で、好物は麻婆豆腐だ。だが家の決まりでおかしなことがある。それはいたずらや悪さをしたときに課される罰だ。小さい頃から罰を受けていたので、普通だと思っていたのだが、大きくなるにつれておかしなことだと気づく。それは中華鍋いっぱいの麻婆豆腐を持って生活しなければいけないのだ。悪さの度合いにもよるが、一番激しかった時は1週間も中華鍋を持って生活させられた時だ。もう腕が疲れて少しでも麻婆豆腐をこぼしてしまうと、最初からやり直しなのだ。子供の力には中華鍋は重く、さらにいっぱいの麻婆豆腐が入っているので、とてもきついのだ。だが確実に腕の筋力もついたのも確かである。今では家を継いで自分の子供にもこの罰を課している。中華鍋を操れて初めて一人前になるのだ。
Border Surfer
世の中にはサーフィンを愛している人はたくさんいる。スポーツの中でも自然の波を相手にする難しい部類のスポーツだ。そのサーフィン業界で今話題になっている人々がいる。彼らの名前はボーダーサーファーと呼ばれるものだ。どんな人たちかというと、ボーダーになっているところでサーフィンをするというものだ。ではボーダーがある場所とはどんなところか。それは人々が着ているボーダーシャツなのだ。どうやってそんなところでサーフィンをするの?と思うだろう。だが、彼らは人々のボーダーシャツにダイブしてうまい具合にボーダーの動きに乗ってサーフィンをするのだ。まるで異次元で起きているかのような出来事なのである。たくさんのサーファーがボーダーサーフィンにも注目しているようだ。
Mouse Politician
日本の未来はどこに向かっているのか。先日行われた衆議院選挙で驚く結果が生まれた地域がある。それは東京6区での出来事だ。なんとネズミが立候補していたのだ。ネズミが政治家?を目指すってどういうこと?住民は混乱したようだ。だがネズミ営業で見事に当選したのだ!なんたることだ!世界で初めての動物の政治家が誕生したのだ。どこの党にも所属していないので、無所属での出馬だが、マニフェストがとても面白い。なんと都内のドブにいるネズミを排除するというのを提唱しているのだ。自分がネズミなのに、ネズミが増えすぎて大変だから駆除をするというのだ。東京6区の住民はネズミに困っているので、ネズミ太郎に投票したのだ。今後の彼の動向に注目だ。
Garbage Turtle
中国ではゴミ問題が深刻化している。人々のマナーが悪いので、街中はゴミで溢れかえるのだ。少しずつは改善されてはいるのだが、ゴミ箱があっても捨てないし、そもそも公共の場にゴミ箱が少ないので、ゴミが街中に溢れるのだ。そのために街を綺麗にする試みを中国政府は開始した。そのアイデアが世界を驚かしている。なんと亀の甲羅にゴミ箱を設置して街中を徘徊させるという方法だ。いつも決まった場所にゴミ箱を設置するのではなく、移動型のゴミ箱にしたのだ。街中を少しでも歩いてみると気がつくが、亀が本当にたくさんいるのだ。亀の大きさによってゴミ箱の大きさも変わる。この方法によって少しずつであるがゴミ問題が改善されているのだ。亀の偉大さを知らされた気分だ。
Oyaji Lighting
世の中生きていくのが大変だ。年金ももらえない時代が来るかもしれないので、どのように生きていくのか、どうやって老後に準備していくのか話題になっている。そこでリストラされたおじさんたちが起業しようと試行錯誤しているのだ。ある一人のおじさんは面白いことを発明した。それはおじさん自らが照明器具になるということだ。ソケット部分に自分をねじ込み、電源なしでおじさんが明かりを照らすという方式なのだ。おじさんはもともと熱を発しやすいので、それをエネルギーに変えて明かりを照らせるのだ。これが思ったより明るく、そして何より省エネで経済的なので、今後の世の中に必要とされるのだ。動かずに一日中照らさなければいけないので、大変なことだが、仕事として成立しているので、老後が安心だそうだ。
Cucumber Sect
ボクの住んでいる街の特産物はキュウリだ。日本全国で1番をとったことのある品質のキュウリを作っている。そしてこのキュウリがこの街を変えようとしているのだ。どんなことが起きているのかというと、キュウリを信仰する宗教が発足されたのだ。そして街の中心にキュウリの塔を制作してシンボル的な建造物にしてしまったのだ。街のどこからでも見えるように東京タワー並みの高さにしていつでも崇めたてられるようにしたのである。街に住んでいるほとんどの人が信者で、キュウリを崇め奉っている。この街に住むにはこのキュウリ信仰者にならなければ住めないのである。もしキュウリを愛しているならこの街に住んでみるといいだろう。ボクはこの街に住んでとても幸せである。
Sweet Potato Cocoon
秋は食欲の秋と呼ばれるくらいたくさんの食材が豊富だ。だが食べ物だけではないのも秋の特徴だ。紅葉など秋にしか楽しめないたくさんのものが存在する。その秋をさらに堪能しようと新しい発想が人気が出ている。それは赤ちゃんのゆりかごだ。心地よく揺れることで赤ちゃんに安心と安眠を促す仕組みだ。その揺りかごにサツマイモが適していることがわかった。だがどうやって赤ちゃんをサツマイモの中に入れるのか?そのために大きなサツマイモの開発が進み、とても大きなサツマイモを作ることに成功。その中身をくり抜いて天井から吊るすことで、ゆりかごの完成だ。このサツマイモの中に赤ちゃんを入れるとさっきまで泣いていたのにすぐに泣き止むという。サツマイモの成分が赤ちゃんを安心させるようだ。使い終わったらサツマイモとしても食べられることがとてもエコな考えだ。