Cone Hat Man

Cone Hat Man

家の近くのお店の前に、小さい頃から居続ける人がいる。話しかけても一瞥するだけで、何もいってくれないので、そのうち存在することを意識しなくなった。久しぶりに実家を訪れて見たら、30年ぶりなのにまだこの人はいるのだ。それも昔と変わらずに、とんがり帽子を全身に覆い、目の部分だけ穴が空いているだけで、中にどんな人が入っているのかわからないのだ。彼もだいぶ歳をとっているのだろうと思う。なぜに彼はずっととんがり帽子に包まれて、そしてお店の前に居続けるのか。勇気を絞って久しぶりに話しかけて見た。なんでここに何十年もいるのか尋ねてみると、30年前と同じくジロリと見られただけだった。彼は全く変わっていない。いつまでいるのだろうか・・・