Sock Cap

Sock Cap

ファッションの価値観とは誰が決めるものなのか。自由でいいとは思うのだが、本来とは違う使い方をするのには疑問に思うこともある。だが、ファッションには理屈を求めてもどうしようもないところもある。かっこいい、かわいいと親しまれるならば、理由なんてどうでも良いからだ。本人が楽しんでいるならそれでいいのだ。何が流行っているのかというと、キャップだ。それも本来はキャップではない靴下をかぶるのだ。靴下ってかぶれるの?って思うが、伸縮性の高い靴下はかぶれるのだ。それを無理やりかぶってファッションアイテムにしているのだ。特に高校生の間で流行っていて、校則で禁止になっている学校もあることだ。等の靴下はこの使われ方をどう思っているのだろうか。

Othello Moles

Othello Moles

もともと身体中にホクロがある体質だ。いたるところにあって、特に顔には複数のホクロがひしめきあっていた。そのホクロが徐々になくなったのだ。今までホクロが嫌いだったのでとても喜んだ。だが、実際はホクロはなくなったのではなかった。背中に移動していて、見えていなかったのだ。そして徐々にそのホクロがまた移動して胸元に集まってきた。一つずつホクロが胸元に来ている。そしてホクロが形成しているのはなんと!オセロだったのだ。そしてホクロが追加されるたびにオセロのように白と黒が反転していき、まさにオセロゲームをしている展開になっているのだ。だとすると誰がこのオセロをやっているのだろうか。それがとても不思議なのだ。

Fruits Head

Fruits Head

とにかく果物が小さい頃から大好きだった。周りの友達はケーキやクッキーが大好きでいたが、ボクは果物一筋だった。そんな性格なので、毎日のように果物を食べていたのだ。大人になってもその生活は変わらずに果物をたくさん食べていた。そうしたある日頭のてっぺんが痒い。何かアレルギーにでもなったのかなと思っていたが、突起物が現れた。あれよあれよという間にその突起物は伸びてゆき、なんと先っぽに実のようなものができたのだ。数日後にその実は果物に変身したのだ!なんとボクの体の中で様々な果物の種が成長して頭の上から生えてきたのだ!栄養は体から摂取して実を成したのだ。自分で育てた果物を食べられるなんてとても幸せだ。

Umeboshi Tree

Umeboshi Tree

梅干しは梅を干して塩漬けにした保存食。日本の食材の代表格と言ってもいいかもしれない。その梅干しにおかしなことが起きている。梅干しで有名な和歌山県のある山の梅の木がおかしなことになっているのだ。なんと梅がそのまま梅干しになって木に着いているのだ。どうやったら直接梅干しができるのだろうか。調査の結果、あることが判明された。この山の土には塩分が大量に含まれているのだ。木の根がこの塩分を吸って育っているので、梅が直接天日に干され、塩分の栄養素を吸い育つので直接梅干しになるのである。こんな自然現象ってあるのだろうか。そしてこの梅干しはとても貴重で献上梅として取り扱われるので、市場には出回らないのだ。食べて見たいものだ。

Marshmallow Jaw

Marshmallow Jaw

どんどんと顎が柔らかくなってきた。特に何をしたわけではないのだが、顎を触ってみるととても柔らかいのだ。そして変形をしてきて、ついには顎が何十倍にも大きく膨らんだのだ。それはまさにマシュマロのような柔らかさなのだ。なぜにこのような顎に変形してしまったのだろうか。正直いってとても顎が大きいので、見た目にもかなりブサイクなのだ。だから外出すると変な目で見られるし、避けられるのだ。だが一つだけよかった点がある。顎を枕にするとどこでも寝心地がいいのだ。顎をテーブルの上に乗せると適度なクッションになって快眠できるのである。そのくらいの良さしかないので、どうしたら治るのか心配だ。

Corn Nose

Corn Nose

偶然に出来上がった出来事とは不思議なものだ。夏にアイスクリームを買って食べていた。その時に偶然に人とぶつかった。そうしたらアイスクリームを落としそうになったのだ。とっさに落とすまいとするが、なんの表示でか一緒に転んでしまったのだ。アイスはどこにいったのかというと、自分の鼻にすっぽりと収まったのである。そう、アイスクリームのコーンの部分が鼻にピッタリとくっついたのだ。どうやっても取れないし、なぜか柔らかいはずのコーンがとても固くて割れもしないのだ。かろうじて先っぽのあたりが砕けていて、穴は開いているので息は据えている。まるでピノキオみたいになってしまった。偶然にしてはおかしな現象だ。

Cigarette Chimney

Cigarette Chimney

どんどんタバコを吸いにくくなる世の中になっている。喫煙場所もほとんどないし、周りには煙たがられるし、嫌われ者だ。そして最近では電子タバコが流行ってきて、本当の愛煙家は存在が危ぶまれている。そんなタバコを愛する人に朗報だ。ある手術をすれば堂々とどこでもタバコを吸えるようになるというのだ。それは頭の上にタバコ型の煙突をつけて、タバコの煙をフィルターを通すことでアロマの香りに帰るという装置だ。よって室内でタバコを吸ってもアロマの匂いに変わるので、いい匂いが充満するというものだ。タバコを吸う本人もいい匂いになるので、タバコを吸うことが良いことをしていることに変化するのである。これからは喫煙者が急増するかもしれない。

Hairy Sausage

Hairy Sausage

ソーセージを発見した人は天才だ。こんなにも世界中で愛されている食料はあまりない。その何世紀も変わらないソーセージに革命が起きたのだ。それはソーセージ発祥と言われているドイツで売られているソーセージで、なんと毛むくじゃらなのだ!なぜにソーセージを毛むくじゃらにしたのか。それは食感を味わいたいかららしい。では何で毛むくじゃらにしているのかというと、豚の毛なのだ。100%豚で作らないとソーセージとは言えないというポリシーから、豚の毛を使用している。それを丹念に腸の皮に毛を植毛したのだ。そしてパリッとしているソーセージに新たな食感を加えたのだ。食感に慣れるまでに時間はかかるかもしれないが、一度覚えてしまったら虜になるそうだ。

Satsumaage Ears

Satsumaage Ears

九州の出身だからか、さつま揚げが小さい頃から大好きだった。50代になった今でもさつま揚げはもちろん大好きで、毎日のように食べている。最近歳のせいか、難聴になってきた。よく聞き取れないのだ。何気なしに、さつま揚げを耳に近づけてみたところ、すごく聞き取りやすくなったのだ。それもそのはず、耳を大きくしているので、音を拾いやすくなったのだ。おかげで難聴が治るだろうと思ったのだ。そして思い切ったことを実行した。自分の耳にさつま揚げをくっつけたのだ。顔のバランスは悪くなったが、とてもよく聞こえるし、何せ好きなさつま揚げが耳にくっついていることがとても嬉しい。さつま揚げの新しい使い方を発見したのだ。

 

Coffin Pie

Coffin Pie

親父が他界した。とても悲しい。とてもいい親父だったのでなおさらだ。親父が亡くなって遺書が出てきた。その遺書にはとんでもないことが書いてあったのだ。「棺桶はパイ包みにしてくれ」という遺告だ。なんてことだ!そんなことって可能なのか。そして友人のパティシエの連絡先が書いてあり、彼に頼むことって書いてあったのだ。生前パイが大好きだった親父の最後の願いなのかも知れない。そしてパティシエの友人に連絡すると、心地やく快諾してくれて、今までにない棺桶に仕上がったのだ。親父はパイに包まれて葬儀をして、友人に見送られた。こんなにも葬儀会場に甘い匂いが充満しているのはまずないだろう。親父はパイに包まれてさぞ満足なことだろう。パイを食べるときに親父を毎回思い出しそうだ。