突然街の広場に階段が現れた。一晩のうちに誰かが階段を設置したのだ。なぜなら市はこの設置工事を許可しているわけではないからだ。無許可で階段が設置されたのだ。果たして誰が何の目的で階段を設置したのだろうか。この階段の特徴は中断に顔のようなものがあることだ。そしてこの顔は動くのだという。どうもこの階段は生きているようなのだ。もしかして前触れもなく階段が現れたのは、誰かが階段にさせられたのかもしれない。だが、何の目的で階段があるのだろうか。謎が深まるばかりだ。