とある南国にバカンスで訪れた時だ。現地の人と知り合いになり、彼らの家に食事に招かれた。中心からとても遠い山奥に住んでいた。車で2時間もかかる場所だ。森が鬱蒼と茂っている、まさに大自然である。夜が近づいてくると家の周りでコウモリが飛び交っていた。でもよく見ると普段目にするコウモリとは何かが違う。何か体が大きくて緑色をしているのだ。なんだろうと思いよくみてみると、体がピーマンなのだ。あれはなんなのか?と尋ねると、ここら辺にしか生息していないピーマンコウモリという種類だという。ピーマンを主食としている珍しい種類らしい。ピーマンを食べて自らもピーマンになるという自然の不思議を見た気がした。だが、どの図鑑にもこの種類のコウモリは記載されていない。新種なのかもしれない。
Green Pepper Bat
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