Honeycomb Head

Honeycomb Head

なんてことだ!こんなに危険な目に合うとは思わなかった。それはある休日に山へ登山をしに行った時だ。気持ちの良い日でとても気分が良かった。そんな感じだったので魔が刺したというか、いつもの登山コースを外れてしまった。そして足を滑らしてしまって数十メートル転げ落ちてしまったのだ。そこからの記憶は定かではない。気づいた時にはどのくらい立っていただろうか。まだ明るいが同じ日とは限らない。記憶が曖昧で時間の感覚がなくなっていた。その時周りにはたくさんのハチが飛んでいることに気がつく。危険だと察知してその場を立ち去るのだが、ハチは一向に減らない。なんと知らぬ間に自分の頭にハチの巣があったのだ。記憶を失っている間にハチの巣が頭にできていたのだ!なんてことだ!どうすればいいのか困っている。

Snail Nose

Snail Nose

冬になってきたからか鼻がムズムズする。鼻水が大量に出てずるずるだ。そんな症状が続いた後に鼻に変化が起きてきた。鼻が大きく腫れたのだ。それもとんでもなく大きく腫れた。とてもズキズキして痛む。それから数日してこの大きく腫れた鼻は硬くなった。結構な硬さである。その後にこの鼻から出てきたものに驚いた!なんとカタツムリが出てきたのだ。そう、この腫れた鼻はカタツムリの殻だったのだ。なんで鼻がカタツムリになるのか全くわからない。その日から鼻はジメジメしている。このジメジメしているのがもしかしてカタツムリには過ごすのが最適だったのかもしれない。

Crayon Fingers

Crayon Fingers

小さい頃から絵を描くのが大好きだ。だが絵を描く仕事にはつかなかった。自分にはそんな才能はないと思っていたからだ。だが心の何処かにやはり絵を描きたいという気持ちが残っていたのだろう。大人になって休日に密かに絵を描いていたのだ。そしてその心が身体に反映したのか、指先がクレヨンになったのだ。なんでそれもクレヨンなのか?今までは油絵だったのに、クレヨンはほとんど使ったこのがない。これはクレヨンを使った作品を描けという暗示なのか。そしてこのクレヨンは永遠になくならない。無限に色を塗れるのだ。これからクレヨンを使った作品を生み出していこうと思う。未来の有名な画家になれるだろうか・・・

Kokeshi Front Teeth

Kokeshi Front Teeth

先日つまずいて思いっきり転んだ。その時に顔面から転んでしまい、大きな衝撃を受けた。その時に下の前歯二本が折れてしまった。そのくらい派手に転んで大きな衝撃を受けたのだ。前歯がなくなったのでしばらくの間間抜けな顔になっていた。インプラントにしようか迷っていた時に、なぜか前歯が生えてきたのだ。ラッキーと思っていたら、とんでもないことに。生えてきた前歯がなぜかこけしだったのだ!なぜにこけしが生えてくる。そんなことってあるのか。こけしの頭は丸いので、こけしの前歯はとても使いにくいのだ。ものを噛みきれなかったりするし、他のはより大きいので口を閉じるのが難しいのだ。これだったら前歯がない方がよっぽどよかった。

Cocoon Head

Cocoon Head

自分の顔ってどうなっていくのか?なぜにそう思ったか。それは自分の顔があるもので覆われてしまったからだ。それは一晩で何かに包まれた。何かの虫なのか生物かわからないが、頭部を白い繭で覆われたのだ。この繭を取りたくても取れない。どのようについているのかわからないのだ。そしてすっかりと覆われているので、何も口にすることができない。それでもなぜかお腹が空かないし、生きていけている。幸いなぜか目だけは自由にみることができるようになっていて移動は普通にできるのだ。何がオレの頭に生息しているのだろうか。もしかして自分は生まれ変わるのかもしれない。

Line Eyes

Line Eyes

あれれ?なんか視界がひらけている。いつもよりも見える範囲が増えている気がするのだ。どういうことだろうか。自分で鏡を見てみると、目の位置がおかしいのだ。顔の幅いっぱいに目が動くようになっている。どうやったらこんな状態になるのか。目が一本のライン状を自由に動かせるのである。そのために両目を片側に寄せるとそっちの方がよく見えるし、両目を左右いっぱいに広げるとかなり広い視界になれるのだ。どうしてこんな目の構造になってしまったのか。心当たりは全くない。何か今後自分の身の回りで起こりうる前兆なのかもしれない。

Rock Shrine

Rock Shrine

歳をとるといろいろなことが起こる。人生とはそういうものかもしれない。80歳を超えた頃から頭痛がひどくなった。そろそろあの世に行くのかなと思えたほどだ。数日頭痛が続いた時頭が変形してきた。頭の上に大きなコブのようなものが出てきたのだ。そしてそのコブが硬直化してきて、ついには岩のように固くなった。それからさらなる変化が起きようとは。岩化したところから赤い鳥居が出てきたのだ。なんていうことだ!こんなめでたそうなことってあるのか。まるで自分が神聖な人間になったかのようだ。とても幸運をもたらすかのごとく、会う人に参拝される。まさに生きている神社と化したのだ。

Kombu Tongue

Kombu Tongue

年々歳をとるにつれて身体の変化を感じるようになった。老いていくといえば簡単なのだが、そうも一言で言い合わらせない気もする。それはなぜか?身体の変化は老いとは全く関係ないように感じるからだ。なんと日に日に舌が伸びてきて今では1m以上も舌が伸びきっている。なんでそんなことが起きているのか、全くもってわからない。そして伸びた舌があるものに変化した。それは昆布である。あの海藻の昆布だ。どのようにすればそんなことが起こり得るのかわからない。そして舌が昆布になったことで、何を食べても昆布の出汁がしみでるので、和食になってしまう。これも老いで食生活を和食にしろという身体の訴えかもしれない。

Radish Grandfather

Radish Grandfather

家のおじいさんは昔から大根をメインにしている農家をしている。90歳になった今でも現役バリバリで農作業をしている。毎日動いているので、かなり元気だ。その爺さんが最近変わってきた。どのように変わってきているのかというと、顔が大根のようになってきたのだ。もうかれこれ80年くらい大根を育てている。大根に対する愛情は半端ないのだ。その影響からだろうか、90歳になった今になって大根のようになったのだ。世の中の老人と同じようにたくさんのシワが顔にできている。そして細長な顔の形になったために大根に似てきているのだ。本人は長年愛し続けている大根に似てきてまんざらでもないようだ。

Tarantula Nose

Tarantula Nose

鼻の中がもぞもぞする。何か鼻の中に生息しているのかもしれない。そんな日々が数日続いたところで、大量の鼻毛が出てきた。とんでもない量だ。こんなに鼻毛ってあるのかと驚いてしまうくらいの量だ。そしてこの毛が蠢くのだ。なんと鼻の穴から出てきているのはタランチュラの足だったのだ。そして鼻頭がタランチュラの顔になったのだ。鼻頭が黒ずんできた両サイドから小さな目がたくさんできてきた。まさにあのタランチュラのようになったのだ。なんで鼻がタランチュラになっているのか全くわからない。これは何かの呪いにかかっているのだろうか。