世の中にはいろいろなマニアが存在する。そんなもののどこに興味を持ったんだと思うものばかりだ。そんなマニアの中でも注目されている人物がいる。何のマニアかというと、エレベーターのボタンのマニアなのだ。階数とか開く閉じるのボタンに魅了されているマニアだ。どこに惚れているのかわからない、謎めいたもののマニアだ。彼はボタンの数字とか、凸凹感とかに惚れ込んでいるようだ。そして彼が行き着いた先は、自分の顔をエレベーターのボタンにするという整形をした。これで彼はエレベーターボタンと合体したのだ。ここまでするマニアがいるとして一目置かれているのである。
月別アーカイブ: 2020年7月
Sausage Heat down
Capsule Eyes
Butter Dog
今年の夏は猛暑だ。35度以上の日々が既に1ヶ月を超えている。毎日とてもしんどくて人々は辟易している。それは何も人間だけではない。動植物も同じだ。みんな体力を奪われている。その中でも到底体がもたないのではないかと言われている犬がいる。それはバター犬というバターでできている犬だ。最近開発された新種だが、言葉のごとく体がバターでできている犬だ。よって暑さには滅法弱く溶けてくるのだ。したがってエアコンの効いている部屋でしか夏は生活できない。だが、散歩には行かなければいけないので、油断ならないのだ。一応対処はして散歩に出るのだが、それでも体は溶けてくる。この夏をどう乗り越えるのかが、バター犬の悩めるところだ。
Grilled Chicken Ear Droppings
ある日耳掃除をしていたときだ。なぜか左耳だけ違和感があった。最初は何の違和感なのかわからなかったが、どうも左耳にたくさんの耳くそがあることがわかった。耳掃除をしてもなぜか耳くそが取れない。だが、何か紐のようなものが耳から出てきた。恐る恐るその紐を引っ張ってみると、何やら得体の知れない塊が出てきた。そしてそれにもまだ紐が続いており、どんどん引っ張ってみるととりどめもなく塊が出てくるのだ。この塊は何なんだ!取り出して観察してみると、あるものに似ていることがわかった。それは焼き鳥だ。恐る恐る口にしてみると、本物の焼き鳥の味がした。何で耳からこんなにも大量の焼き鳥が出てくるのか、そしてどこまで焼き鳥は出てくるのか、おかしなことで困っている。
Eel Hand
Fake Salmon
どう見たってこれって鮭だろ?そんなツッコミを入れたくなる魚がいる。それはサーモンもどきと呼ばれている魚だ。本来はタラ科の魚らしい。だがどう見ても鮭にしか見えないのだ。その理由は体の形による。このサーモンもどきの体は鮭の切り身のような体なのだ。だから鮭とは限らないのだが、今まで鮭を認識しているので、どうしても脳がこれは鮭だと認識してしまうのだ。そして驚くのは味も鮭そっくりだということ。それによっても脳が騙されてこれは鮭だと思い込んでしまうのである。よって世の中には鮭と明記されているが、サーモンもどきの場合もあるので気をつけたほうがいい。だが実際食べてもわからないので、区別しようがないのだが・・・
Watermelon Frog
夏の食べ物の一つとしてスイカがある。水々しいスイカはとても甘くて、暑い夏には水分が豊富なのでとても美味しく感じられる。実際にスイカの糖分は高めだ。そんな夏のスイカだが、この夏の時期にだけ現れるカエルも発見された。それはスイカの模様や形をしているカエルだというのだ。今まで発見されなかったのは、あまりにもスイカに似ているので、誰も気がつかなかったのだ。実際にこのカエルはスイカ畑に頻繁に現れるようで、長い年月をかけて、カエルがスイカに擬態した形になる。どうして擬態しているのかはわからないが、何かの天敵がいるのだろうか。スイカになりきり過ぎているので、本当にわからないらしい。そのままスイカだと思って出荷もされているようだ。体の中も本物のスイカと変わらないので、尚更気づかないらしい。知らず知らず食べているのかもしれない。
Seaweed Hair Punk
パンクドントデッド!この言葉は本当だ。世界でパンクが流行りだしてから、だいぶ数は減ってはいるのだが、パンクはどこかで生き残っているのだ。そしてそのパンクたちの中でも流行りがあるらしいのだ。最近ではめっきりモヒカン頭の人を見かけなくなった。パンクの代名詞と言える髪型だからだ。そして密かにこのモヒカンが進化しているらしい。その名もわかめモヒカンというモヒカンだ。なんと本物のわかめのような形のモヒカンヘアーにするのが流行っているのだ。髪の毛も色もわかめのような深い緑にして、より本物らしさを目指しているようだ。パンクとわかめは一見共通点はないようだが、それでもパンクの心を掴んだのはどのような理由だろう・・・