Jyumokusan

Jyumokusan

小学校の頃に発表会で木の役をした。もともと静かな性格なので、木の役に決まった時は嬉しかった。その日から木になりたい気持ちが強くなった。数年が経ってその思いが通じたのか、徐々に髪の毛が天然パーマになってきて、木に見えるようになったのだ。髪の毛の色も何故か緑色になってきて、まさに樹木そっくりになった。これでもっと静かに過ごせるようになった。街中に行っても、周りの風景と溶け込むので、全く目立たないのだ。この状態が自分の目指すところ。念願叶ったのである。