Baran Hair

Baran Hair

日本のお弁当には奇妙な草のようなものが入っている。バランというものだが、食材がくっついて腐りにくいようにしている。でもなぜ草の形と色をしているのかを知っている人はいない。このバランに取り憑かれた男がいる。どういうわけかバランが大好きで自分の髪型をバランのようにしたのだ。一見パンクロッカーのようにも見えるのだが、彼の職業は寿司職人で漢気がある性格で真逆だ。その漢気が髪型をバランにしたきっかけでもある。寿司職人として一人前になるための気合いなのだそうだ。彼の握る寿司は今でも十分に美味しい。