ついに発見した。長年探していた新種のキノコを発見したのだ。それも格別なキノコを発見したのだ。だが見た目があまりにも特殊なので最初は取るのに躊躇した。なぜかというとこのキノコはドクロの形と模様をしていたのだ。何かの呪いにかかると思ったのだ。それかかなりの毒性のあるキノコなのではないかと思ったのだ。だが周辺の村民に聞いてみると、ここら辺の山には昔から生息しているキノコのようで、見た目とは裏腹にかなり美味しいキノコだというのだ。あまり見つからないので、かなり貴重なキノコで、魔物のキノコと呼ばれている。そのくらい美味しいキノコらしい。世の中は不思議なものが存在するものだ。
パンクに憧れていた。あの破壊的な精神が好きなのだ。だが実際にパンクになってみておかしいことが起きた。それは毎朝セットしているモヒカンヘアーだ。モヒカンにしていたある朝に髪の毛がおかしなことになっているのに気がついた。それは髪の毛が固まっていたのだ。そして髪の毛がモゾモゾと勝手に動いている。鏡越しによくみてみると、それは巨大な毛虫だった！ぎゃー！小さい頃から虫が大嫌いなオレは絶叫した。そしてその毛虫は引っ張っても取れないのだ。どうすることもできない。頭の上に毛虫を乗せておかなければいけない状況だ。そして毛虫から出ている毛がモヒカンのようになっているのだ。毛虫のモヒカンなんて聞いたことがない。これでもパンクと言えるだろうか。
憧れの金髪に染めた。これでオレの人生は激変する予定だった。だがこの金髪にしたことで予想外のことが起きたのだ。それは自分の髪がとろけるチーズのようにとろけ出したのだ。金髪にしたことで髪質が弱まったのだ。でもなんで髪の毛が溶けるのだろうか。元々長髪ではなかったのに、とろけることで長髪の金髪になっている。とろけている部分を取り除いても、すぐに上からとろけてくるので、取り除くことも面倒になってきている。このままだと全ての髪の毛がとけてしまうかもしれない。もうハゲになるしかないのかも・・・
最近お腹が痛くて悩んでいる。なぜにお腹が痛いのかわからないから困っている。お医者さんにみてもらっても原因がわからないので、対処に困っていた。だが最近ある変化が起きた。それはおへそが変形したのだ。その変形した形がなんともいえない。なんとたこ焼きに変わったのだ。形状はまさにたこ焼きで、ソースみたいなシミも付いている。そして柔らかさもたこ焼きのような感触なのだ。こんなことがあり得ようか。その日からたこ焼きのおへそで生きていかなければいけないくなった。いくら大阪生まれだからって、おへそがたこ焼きなのは嫌だ。いつかこのおへそが取れてくれることを願っている。
まさか自分が世界初となる難病になるとは思いもしなかった。その病気は目が真珠化する病気だ。真珠といえば高級なアクセサリーなどに使われる素材で、貝から生成される。その真珠が自分にはできたのだ。それも目が真珠になった。それも超特大の真珠なのだ。視力は低下することはなかったが、とにかく真珠になっているので、違和感でしかない。目線がどこにあるのかも相手にはわからないようで、おかしな気分になるという。どうして人体で真珠が自然にできるのか。ここが謎の点らしく、治しかたがわからないそうだ。せめて世界で同じ病気で悩んでいる人が存在して欲しい。
昔から海苔巻きが大好物だ。そればかりを食べて生きてきたとも言える。それがきっかけで今の職業は寿司職人だ。とにかく海苔巻きの中でもかっぱ巻きが好きだ。みんなにはどうしてかっぱ巻きが一番好きなのか不思議がられている。そして大人になってから不思議なことが起きた。それは自分の眉毛がかっぱ巻きになったのだ。どうしてそんなことが起こりえようか。自分でもとても不思議に思っている。海苔巻きのように眉毛がなるのはなんとなく理解できるけど、ちゃんとかっぱ巻きになっているのが不思議なのだ。どこからきゅうりが現れたのか、それがとても理解不能なのである。でも自分自身ではかっぱ巻きができたのは嬉しいことだ。
うちのじいちゃんは実は世界的に有名なじいちゃんだ。なぜ有名なのかというと、コーヒーを美味しく作れるからだ。昔からコーヒー好きでもう70年もコーヒー専門の喫茶店をしている。今年で90歳になるのだが、まだ現役で働いているのだ。そして最近ではコーヒーの神様と呼ばれており、昨今のコーヒーブームが相まって、じいちゃんは有名人になったのだ。だがじいちゃんはそんなことに溺れることはなく、毎日昨日のコーヒーの味を超えようと研究を重ねているのだ。そしてコーヒーの神様と呼ばれるもう一つの理由は若い頃からある額に大きなコーヒー豆のほくろがあるのだ。まさにコーヒーの神様だと言えるだろう。
最近耳鳴りが酷い。どうしてこんなにも耳鳴りがして頭痛がするのかが全くわからない。そんな日が数日続いた。そしてついてあることが起きたのだ。耳の中から丸太が出てきたのである。？？？全く意味がわからないことが起きたのだ。どうしてそんなことが起きるのか。そもそも耳から丸太が出てきてどうなるのか。だが丸太が耳から出てきてから不思議と耳鳴りが治った。丸太が耳栓のようになったからだ。元々音に過敏な方で雑音に悩まされていたのだ。それが丸太によって解決されたのだ。自分にとっては良かったことなのかもしれない。
寒くなると寒暖差で鼻水が出てくる。だが今年の鼻水は例年とは違った。何故か鼻水が甘いのだ。どうしてだろうと思っていたら日に日に鼻の中で蜂の巣が出来上がっていたのだ。そして鼻穴を飛び出すサイズの蜂の巣が出来上がった。そこから鼻水ではなく蜂蜜が常に流れているのだ。そのせいで鼻水は甘かったのだ。どうして鼻穴に蜂の巣ができるのか。そしてこの蜂の巣には蜂が存在しない。オレの体が勝手に作った蜂の巣なのだ。どうしてこんなことが起こりうるのか想像できない出来事だ。蜂蜜がタダで食べられるのはメリットだが、あまりにも不恰好な見た目に困っている。
私の家系はある秘密を持っている。それは鬼の家系だということだ。小さい頃から教えられていたのだが、半信半疑でいた。どうしたら鬼の家系になのかわからなかったからだ。だが大人になってその意味がはっきりと判明した。なんと角が頭から生えてきたのだ。それも何故かにんじんが角なのだ。そんなことってあるのか？改めて親に聞いてみると、大人になるとにんじんが生えてくる鬼の家系だというのだ。心配は無用のようで、人前では角は生えてこないという。でもなぜにんじんなのかは教えてくれなかった。本当はそのことが重要なのに・・・
