Screw Mushroom

Screw Mushroom

きのこの王様といったらトリュフか松茸を思い浮かべるだろう。案外知られていないことだが、実はきのこの王様よりも美味しいと言われているキノコが存在する。それはネジキのこというきのこだ。初めて名前を聞くっていう人もいるだろう。なんだそれ?って思うのも当たり前だ。あまりにも珍しいきのこなので存在すら知られていないからだ。名前の如く見た目はネジと変わらない。だがちゃんとしたきのこだ。とにかく味が相当おいしいらしい。そのために見つかった時の価格は金の値を超えると言われている。一度でいいから食べてみたいものだ。

Furikake Nose

Furikake Nose

自分は特殊な力を持っている。それは誰にでもできないことだからだ。どんなことができるのかというと、鼻からふりかけを出すことができるのだ。それも自分の思った通りの味のふりかけを出すことができる。ごま塩や鮭ふりかけ、おかかなどなんでも鼻からふりかけを出せるのだ。今までに世の中に出ていない味でも出せる。とにかく頭に浮かべた味のふりかけを出せるのだ。そのために大手食品メーカーから頻繁に依頼がある。こんな味のふりかけは美味しいのか実際に研究に入る前に試しておきたいからだ。いろんな味が出せるので、唯一無二の存在として仕事をしているのだ。最近ではトリュフふりかけがおいしかったと思う。本当に特殊能力だなと思っている。

Omelette Rice Mouth

Omelette Rice Mouth

オムライスが大好きで毎食のように食べている。年間1000食は食べている勢いだ。そんな生活をしていると体に異変が起きることがしばしば出てきた。それは口がオムライスのようになる現象だ。自分では大好きなオムライスになれた気分なので嬉しいのだが、一つだけ困ることがある。それは口がオムライスになると口が開けなくなり、オムライスを食べることができなくなることだ。年に数回この現象が起きるので、その時は残念ながらオムライスを食べられない。何も食べられないので、治るのを待つしかないのだ。大抵は半日もすれば治っているので、またオムライスを食べるのである。

Transparent Brain

Transparent Brain

なんてことだ。どうやったらこんな人間になれるのか。それはある男に起きた出来事だ。その男は長い間漁師をしていた。ある日突然漁から戻らなくなり行方不明になっていた。その1年後突然港に戻ってきたのだ。彼の記憶はなくて、そして変になっていた。どう変なのかというと、脳みその部分が透明になっており、頭の中が丸見えになっていたのだ。どういう状態なのだ?彼の身に何が起きたというのだ。まさに不思議な出来事で、本人も覚えていないから真相は明らかにならないのだ。それでも彼の健康状態は至って健全で、普通に生きている。まさにミステリーである。

Monjyaman

Monjyaman

東京の名物の一つにもんじゃ焼きがある。あのドロドロっとした食感が大好きな人が多い。特に江戸っ子はもんじゃ焼きが大好きだ。だが全国的にみるともんじゃ焼きはそんなに食べられていない。東京の一部でしか食べていないのだ。そんなもんじゃ焼きを持って日常的に食べてもらうようにアピールを始めた。そのひとつがもんじゃマンの存在だ。彼はもんじゃ焼きを広めるためにできたキャラクターで、全国を旅してもんじゃ焼きを宣伝しているのだ。主な活動はもんじゃの歌を歌って活動しているアイドル的な存在を目指しているというのだ。すでに地方からもんじゃの歌が流行り出している。このままいくともんじゃの歌はミリオンセラーになる勢いだ。もしかしたらこの歌がきっかけで、もんじゃ焼きは食べられる存在になるのかもしれない。

3 Color Dango Bird

3 Color Dango Bird

家のまえにある電線によく鳥が止まっている。朝とか結構な数の鳥が来ていて、集会所になっているようだ。その中に一際おかしな鳥がいる。まるで三色団子みたいな鳥がいるのだ。この鳥しかいないので、他に同じ鳥の仲間はいないようだが、いつも三つがセットで行動しており、どうも体がつながっているようにしか思えない。双眼鏡で眺めてみてやはり三色団子のような形をしているのがはっきりとわかった。どうしてそのようなとりが存在するのだろうか。色々と調べてみたがそんな鳥は図鑑には載っていなかった。あの鳥は新種なのかもしれない。

Tamagoyaki Plant

Tamagoyaki Plant

ある地域に行くととても美味しそうな匂いがする山があるという。そしてこの山の一帯にだけ咲く花があるという。その花から甘い匂いがしてくるのだ。その花の正体は「卵焼き花」と呼ばれる花だ。どうして美味しそうな匂いを発している花なのかというと、この花は食虫植物で虫を誘き寄せるためにいい匂いを発しているのだ。このいい匂いの正体は卵焼きでどうやって卵焼きの匂いを発している構造かわからないし、花びらの部分が卵焼きになっているのも不思議な植物だ。実際に卵焼きの部分を食べてみると、高級料理店で出てくる出汁が効いた卵焼きの味がするという。とても不思議な植物なのだ。

Sea Lion Man

Sea Lion Man

「ご飯を食べてから横になると牛になっちゃうよ」とよく母親に怒られていた。大人になってからも食後にソファで横になっていても牛にはならなかった。そんなの嘘だと思っていたのだ。だがもしかして本当なのかもしれない。なぜなら自分は牛にはなっていないが下半身がトドになってしまったからだ。まるで人魚のようではあるのだが、いかんせんビジュアルがおっさんなので、そんな美しいものではない。単に怠けていたので、トドになってしまった結果なのだ。どうしたら普通の下半身に戻れるのだろうか。トドであり続ける限り食後には横になってしまいそうだ。これは本格的にダイエットをしなければいけないかもしれない。

Crab Head

Crab Head

魚の博士で有名なさかなクンがいるが、それと似たような感じでカニを頭に乗せているカニ博士が存在する。カニのことならなんでも知っているという人物だ。この人はカニ漁師でも博士でもなく、単に一般的なサラリーマンだ。ではどうしてカニに詳しくてカニを頭に乗せいているのか。それはカニに呪われたからというのだ。カニのことを調べたり学んだりしたことはなく、カニが頭に乗った時からカニに頭を支配されて、カニの気持ちがわかるようになったのだという。よって実験や生態系を調べてもわからないようなカニの気持ちがわかるという。でもどうやって頭に乗って支配されたのかはわかっていない。本人にしてみたら迷惑なことらしい。