なにやら怪しい温泉が世間を騒がしている。何が怪しいかというと真っ黒な温泉なのだ。なんで温泉が真っ黒のお湯なのか?それはここの温泉を経営しえている妙子ばあさんの手によるものなのだ。意図的に真っ黒なお湯にしているのである。では、なんでお湯を真っ黒にしているのか。それは、温泉の効果に更なる効果を加えようとした結果なのである。何を温泉に入れているのだろう。その成分を公表すると、魚の骨、岩のり、コラーゲン、ハーブ類、ワニの鱗、石灰、バナナ、コーヒー豆、くさや、餃子、砂糖、こんにゃく等である。これらを一気にミキサーにかけて、ドロドロの液体を作る。それを2週間常温で放置する。このときまではまだ真っ黒な液体ではない。この原液を温泉と混ぜると化学反応で温泉の水が真っ黒に変身するのだ。こんなにいろいろな成分が入っているので、お肌の効果は覿面。入ってすぐにお肌がつるつるになることがわかるのだ。その効果は最低でも2週間は続くといわれている。そこら辺のエステに通うより効果覿面なのだ。この温泉に近づこうといろいろな温泉も試しているが、どこも失敗している。ここは妙子ばあさんの努力の賜物だろう。やはりご年配の方はすごいのである。