アチョー!カンフー映画に出てきそうな声が聞こえるのはスウェーデンの田舎町。ここから新たな空手が発信されている。その名もスウェディッシュ空手という新種の空手だ。一般的な空手と何が違うのかというと、見た目はそんなに普通の空手と変わらないのだが、ある一点だけ、スウェーデンの名物料理、ミートボールを投げるという技があるのだ。道具を使っていいんかい!と突っ込みたくなるのだが、新しい空手なので、何でもありなのだそうだ。スウェーデンの空手の第一人者のヨハンさんが大のミートボール好きであったため、いつの間にかミートボールを投げるという技が付け加えられて、何の疑問もなくスウェーデン中に広まっていったのである。よってスウェーデンで空手と言ったらこのミートボール空手ということになるのだ。日本の空手協会から抗議が出そうだが、ミートボールを賄賂で渡しており、難を逃れているらしい。ミートボールの力に驚かされるばかりだ。