ファッションとは文化である。そこのお国柄がでるし、地域性も存分に現れるからだ。他の国ではあり得ない格好でも、この国ならあり得るという、固定観念はないものだ。そのファッション性が全面に出ている流行が大阪だけで流行っている。日本で流行っているので、他の都市でも流行っているのかというと、大阪だけで流行っている。それは大阪特有のファッションセンスが全面に出過ぎているので、他の都市では流行っていないのであろう。そのファッションとはヒョウ柄である。大阪のおばさんは昔からヒョウ柄が好き。若い頃はそうでもなくても、50歳を超えた辺りから、全身ヒョウ柄になった格好をしたりする。何とも奇抜で個性的なのである。そのヒョウ柄を若者がリップクリームで唇に塗っているのだ。それも唇をボトックスでめちゃくちゃ大きくして、ヒョウ柄が目立つようにしているのだ。もはや唇ではない、ヒョウ柄の物体だ。ただでさえ唇がでかいのでインパクトがありすぎなのだが、ヒョウ柄が入ることで更にインパクトを増す。まさに驚愕の二重奏なのである。さすが大阪、何でもかんでもインパクト大だ!