家の近所に昔ながらの喫茶店がある。両親に連れられて小さい頃から言っているからもう何十年前からあることになる。当時はかなりモダンな作りだったが、今では昭和の匂いが漂ういい雰囲気の喫茶店になっている。本当に昔ながらの喫茶店というイメージで店内は薄暗い照明、そして美味しそうなコーヒーの匂い、ジャズやクラシックが流れている店内。本当に落ち着けるここだけ時が止まったかのような空間だ。だがその店内に小さい頃から気になっているものがある。それは昔で言うガチャガチャだ。それも普通のガチャガチャではない。爆弾ガチャガチャと書いているのだ。ガチャガチャをすると爆発する!と書いているのである。小さい頃はとても怖くて出来なかった。そのガチャガチャは昔と変わらずその場所にあるのだ。店長もだれも一度もそのガチャガチャをしたことがないといっている。みんな爆発するのが怖いからだ。おれは恐る恐るこの爆弾ガチャガチャに手をかけてまわしてみた・・・その瞬間!