柿ピーはもう何十年も前から存在する国民的おかしになった。せんべいやおかきに次ぐポピュラーな食べ物で、新潟にある鶴田製菓が発祥のおかしである。その後もわさび味や柿チョコという変わり種など常にヒット商品を開発してきたのである。そして今年、新たな伝説が始まった。その新商品はというと、その名も「大人の柿ピー」である。一時期製菓メーカーでは大人シリーズが流行ったが、鶴田製菓は満を持して今の時期に大人シリーズを発表したのだ。パッケージの見た目はインパクトがある。初老のオヤジのイラストが乗っており、ピンク色を主体としている。そして肝心の柿ピーだがこれがなんと真っ黒なのだ。見た目はかなりのインパクトだ。そして何の味かというと、これは一言では伝えにくい。高齢者に元気を出してもらおうと、うなぎや、黒ニンニク、まむし、ローヤルゼリー、養命酒などあらゆる滋養に効きそうなものがたくさん使われているからだ。たくさんの味を混ぜているので、黒色の柿ピーが誕生したのである。たった一袋を食べただけで、メキメキ力が出てきて、まるで20代の頃のようなパワーを発揮するのだ。疲れた体のオヤジにぴったりのおかしだ。