あーいい湯だな。そんな気分に浸れる商品が販売された。その名も目玉風呂。ゲゲゲの鬼太郎の目玉のおやじがそのままお風呂になった商品だ。なんでそんな商品が開発されたのかというと、消費者の声でどんなお風呂が欲しいですかというアンケートに、ダントツの一位で目玉のおやじが入っているお風呂というのだったのだ。そんなに要求があるなら作ってしまえということで商品化したところ、どのお風呂よりも人気が出てしまい、今では5年待ちというお風呂業界ではまずないような記録をたたき出したのだ。そしてこの人気に拍車をかけるような出来事が発生している。この目玉風呂に入っていると、数週間後には本人が目玉のおやじに変身してしまうということだ。それでは逆に売れないような気もするのだが、この目玉風呂を購入する消費者はそのくらいのインパクトが欲しいようだ。なにより目の色が様々なので、自分がどの色の目玉になるのかという楽しみまで発見されており、一種の占いのようにもなっているのである。だが安心を目玉になるのはお風呂に入っている時だけなので、普段の生活には支障はきたさない。さあ、あなたの瞳の色は何色?