いったーい。おもいっきり梅の木に顔をぶつけてしまった。それで鼻が変な方向に曲がってしまい、見る見るうちにどんどん赤く腫れていったのだ。もちろんすぐに病院へ行き鼻の治療をしたのだ。あれから数週間後病院に行き経過診断にいったところ、重大な問題が!全く鼻が治っていなかったのである。どうも鼻の折れ方が複雑だったようで、なかなかくっつかないのである。そして依然として鼻は大きく膨らんで真っ赤なのだ。そんな状態が既に半年も続いている。もうここまでくるの原因は何なのか定かではない。お医者さんも困っているようで、どうしてこんなに梅干しみたいに赤く腫れたままなのだろうか不思議がっている。そのときにオレはある事を思いだした。オレは梅の木に鼻をぶつけたのだ。もしかしたら、その梅の木の呪いかもしれない。ある休日その鼻をぶつけた梅の木にいってごめんなさいと謝ったところ、オレの鼻の腫れは引いたのだ。結局あれは本当に梅の木の呪いだったのか、はたまた偶然かわからないのである。