グワぇ、グワぇ、グワぇなんかカエルの鳴き声がどこからともなく聞こえる。そんな分けないよなと夢うつつに思いつつもこれはカエルの鳴き声以外あり得ないと言い切れるほど鮮明に聞こえるのだ。ここはマンションの60階なのでカエルなど存在しないと思うのだが・・・あまりにもカエルの鳴き声がうるさくなってきているので、起きて周りを見渡してみてももちろんカエルは見当たらないし、起きたとたんカエルは鳴くのを止めるのだ。もう、仕方がないな、目が覚めてしまったので洗面所に行って顔を洗っていると、またカエルの鳴き声が聞こえてきた。そして自分の顔を見た瞬間、恐ろしい光景が目の前に!オレの口の中にガマガエルがいるのだ。それも、オレの舌と一体化しており、どうやってもとれないのである。どういうことなんだ?なぜにオレの口の中にガマガエルが、それもオレの身体の一部になっているなんて・・・これはなんかの祟りに違いない・・・