おれはいくらが大好物だ。お寿司屋さんにいってもいつもいくらばっかり頼んでしまう。月に一回はわざわざ飛行機に乗って、北海道までいって新鮮ないくらを食べるほどのいくらフリークだ。そんなライフスタイルをもう10数年繰り返している。そして先日ある出来事が起きた。鼻血が止まらなくなったのである。それもかなり大量に鼻血がでるのだ。お医者さんにいったら理由は分からないが、鼻の粘膜がそうとうただれているらしい。その原因がいくらだったというのはその数日後に発覚したのだ。最初は鼻血だったのだが、急に止まって今度はいくらが鼻穴から出てくるようになったのだ。なんでいくらが!それも鼻血の時よりいくらが出てくる量は数倍多いのである。だがおれにとっては天からの授けもの。いくらが大好物なので、自分で生成したいくらを無限大に食せるのである。本物のいくらではないかもしれないが、味は変わらず北海道で食べる新鮮ないくらと同じなのだ。まさに天国にいる気分とはこういうものなのだろう。