世界には昔話というものがある。だが現在起こっていることも何百年たったときもしかしたら昔話として受け継がれることもあり得るのだ。その第一候補が広島県で起こりつつある。その話とは日本昔話にある桃太郎をもじってある話である。それは「カキ太郎」というもの。桃から生まれたのが桃太郎で、広島で起きている話はカキから生まれたカキ太郎なのだ。話はほとんど桃太郎と同じなのだ。そして数百年後を視野に桃太郎とカキ太郎二つの話を残そうプロジェクトがあるのである。桃太郎は猿と犬と雉が桃太郎のお供をして鬼退治に行くのだが、カキ太郎はマグロとネコとアルパカがお供して妖怪を退治に行くのだ。どちらもハッピーエンディングであるのだが、カキ太郎は現地で女を見つけてそのままそこの王様になってしまうという、ちょっと現代の侵略要素の話が盛り込まれているのである。このカキ太郎は今後受け継げられていくのか注目だ。