オレはいつでも熱い人間だ。何に関しても熱く接して周りの人たちに迷惑をかけることが多々ある。それでもなかなかこの性格は治すことができないのだ。そんな性格のオレは最近身体の異変に気がついた。何が起きたのかというと、熱い思いを語っている時、目から炎が出てくることに気がついたのだ。いつからそんな状態になっているのかわからないが、友人と話をしている時、かなり驚かれて、水をかけられたのである。何するんだ!と怒ったら、ますます目から炎が出て、店の中で火事が起きたという騒動にまで発展したのだ。その日以来、熱く語っている時は必ず目から炎がでるようになった。何が原因かわからないのだが、実際この目から出ている炎から火事になることはなさそうだ。炎に見えるが熱くはなく、火もつかない。オレの熱い心が表現されているだけなのである。熱い男がさらに熱くなっているのだ。