おお、なんてことだ!これは世紀の出来事ではないか!突然空が明るくなったと思ったら赤子が舞い降りてきたのだ。落ちてきた場所がど田舎だったので、ある住民の人しか知らない事実なのだ。そこの家族は子に恵まれない家だったのでまさに天からの贈り物なのである。そこで天子と名付けた。ここまでは良くありそうな昔話のストーリーだが、この子には知られざる能力があったのだ。それはまさに卑弥呼と言えるのではないかという占いのできる子供だったのだ。この子のいったことは100%当たるのである。特に災害に関しては恐ろしいことをいうのだ。裏山が土砂崩れするから避難しろとか、大雨で川が氾濫するので畑を守れとか、地震が来るとか、山が噴火するとか、とにかくなんでもその通りになるのである。ある意味恐ろしいのだ。そしてついに最悪のシナリオが待っていた。家に雷が落ちて感電死するというのだ。なんてことだ!回避することはできないのか!天子の恐ろしさはここから始まる・・・