世界で２カ所にしか存在しない不思議な生物のまりも。見た目は生きているように見えないのだが、よく見てみると生命を感じる。環境変化に敏感なまりもは少しでも環境が汚れると生きていけない。きれいな場所でしか存在しないのだ。よって世界にたくさんいたまりもは絶滅に瀕しているのである。そんなまりもだが何故か人間に寄生してしまったパターンがある。世界でひとつの事例しかないのだが、体に苔が生えてきて生きているのだが、動きがゆっくりでまるで植物のようになってしまうのだ。全身に太陽からの光で光合成をして動けるようになる。だから梅雨のような時期だとじっとして動かない日が続いたりもするのだ。まさにリアル置物のようにもなっているのだが立派に生きているのだ。なんでこんな姿になってしまったのかわからないが、このまりも人間は生命の力を感じさせてくれるのである。
