親戚のおじさんとはどこか特別な人が多い。ボクのおじさんはとても強面な顔をしていてとても近づきがたい。いつ怒られるのかと思うと話しかけられもしなかった。そんなおじさんの性格と感情が徐々にわかるようになってきた。というかおじさんはとてもわかりやすい人だったのだ。子供からみても一目でわかるのである。それはおじさんの感情が頭の付近でわかるからだ。そうおじさんの頭の周りにおじさんの感情が天気として表れているからだ。機嫌がよければ天気で、平常ならくもり、悲しいなら雨が降っており、怒っていると雷が出ているという。子供にもわかりやすいので、怒っている時とかには近づかないようにしている。いくら強面のおじさんでも機嫌が良い時にはやさしいので、ちゃんと天気をみて近づこうと思う。そんなおじさんはボクのお気に入りだ。