ついに人類は空を飛べる日がきた。まさに長い間人間のテーマになっていた課題だ。その飛び方とは「スカイボード」と呼ばれるものを使用して飛ぶのだ。もちろん人力では飛べないので風の力を利用して飛ぶ。このスカイボードを持ちながら焼く20mほど全力疾走して風に乗るようにこのスカイボードを宙に浮かせる。それに身を任せて身体をスカイボードに乗せるのだ。そうすると上昇気流のおかげでみるみるうちに飛んでいくのである。風の強い日とかは時速100km近く出るから驚きだ。そんな便利なものが手軽に買えることから空は大渋滞になっている。運転が下手な人は高層マンションにぶつかるし、今まで覗かれなかった高いマンションを覗き見する人が続出し始めている。さすがに政府はこのスカイボードの使用を制限しようとしている。人間の長年の夢は実は社会にとっては良くないのかもしれない・・・