ボクが小さい頃に大事故に巻き込まれた時の話だ。あまりもの大惨事であったために、救急で病院に運ばれた時は助からないと思われていた。だが小さかったボクは生き延びたのだ。その時にあまりもの出血多量で急遽血液が必要になったのである。だがそんな簡単に血液は見つからなかった。珍しい血液型たったためである。生死を分ける一瞬の場面でたまたま居合わせたケーキ職人のおじさんが勝手にボクの血液にカスタードを入れたのだ!なんて殺人行為をしたのだろう。だがその判断のおかげでボクは生き延びているのである。それ以降ボクの血はカスタードになってしまったのだ。どうやってカスタードで人間は生き延びることができるのか!それ以降ボクはカスタードを使っているケーキが大好物になった。カスタードがボクの身体を形成しているのである。それ以降そのケーキ職人のおじさんはボクの命の恩人なのだ。