北国では定番のかまくら。小さい子供たちが雪を盛り上げて中を空洞にして小さな家を作るような感じだ。雪国の風物詩として見られる。そのかまくらになにやら変わったのがあるらしい。それは青森県にあるかまくらで、かまくら自体はなにも変ではないのだが、その中に入っている人が変なのだ。その名も「かまくらボブ」と呼ばれている人だ。真冬の寒いなか真っ裸でなぜかかまくらに入っているというものだ。まず裸で寒くないのかというと、かまくらというのは外気を閉ざすのでまずは思っているより寒くはない。そしてこのかまくらボブの凄いのはかまくらサイズの体をしており、すっぽりと体を入れた状態でいるということ。どちらかといえば、ボブの体の大きさを利用してかまくらを作り、そのまま入って固めるといった感じだ。ほどよくボブの体から汗が出て自然とかまくらの強度が上がるのだ。とても不思議な冬の風物詩の誕生だ。