日本では古来からたくさんの海藻を食べてきている。その中でもワカメとノリは不動のツートップだ。そして海藻は毎年たくさん採れるのだ。その海藻に目をつけた科学者が何かの素材にできないかと10数年研究した結果海苔を建築材に変身させたのだ。それはいたって簡単なこと。海苔を何枚も重ねて壁を作るのだ。そして屋根までも海苔を重ねて作れるようになるのだ。ここまで海藻が使えるとは誰も思わなかったのだ。海苔のすごいことは強度もあり防水効果、殺菌効果もあり家の材料としてはとても最強なのだ。ただ見た目が真っ黒な家になるので、好みの差は出てくるのかもしれない。そして何より嬉しいのがコスト面だ。年々木材は値上がりしているので、海藻が注目されているのだ。日本の建築は変換期を迎えている。