小さい頃に宇宙のことを考えて眠れない日々が続いた時があった。宇宙とは何なのかを考えると、答えが出なくて、永遠に考えてしまうからだ。闇に飲まれるシーンを想像してしまい、自分もどこかに行ってしまうことを考えるのだ。そんな子ども時代を過ごしたために、大人になっても宇宙のことに関心を持ち、今では宇宙関係の仕事についている。だが、先日自分の身体の異変に気がついた。足の方から徐々に真っ黒になってきたのだ。病院に行っても何が起きているのか原因がわからないという。そして数日中に全身が真っ黒になってしまったのだ。そして所々に斑点が出てきてまさに見た目が宇宙になってしまったのだ。これは子供の頃に想像した宇宙そのもの。余り物不安要素が、自分をこのような容姿に変えてしまったのかもしれない。