どこにでもいる街のハト。どこからともなくやってきて餌を探しているシーンは街のおなじみのシーンだ。そのハトの群れに最近見慣れないハトがいる。ハトはみんな同じなのかと思っていたが、そいつだけ明らかに違う形をしているのだ。どんなかというと、首から上の部分が黒いのだ。そして分厚い唇を持っている。ハトって言えば嘴なのだが、そのハトは唇なのだ。他のハトのように餌を突けないのだ。どうしてそんなにも他のハトと違うのかというと、どうもうなぎとハトの間に生まれた種類らしく、頭部がうなぎで身体がハトという奇妙な組み合わせになっているらしい。うなぎとハトがどのようにして結ばれたのかわからないが、おそらく世界でもかなりレアなケースであろう。今このうなぎハトを見ようと世界各国から観光客が訪れている。本当に奇妙な生き物だ。