基本動物は濡れるのが大嫌いな生き物。その中でもネコは特に雨に濡れるのが大嫌いだ。なぜなら濡れると体温が下がってしまうからだ。とても雨が降る地方のネコは外で遊ぶのが極端に少ないらしいのだ。だがネコは外で遊びたいもの。そのようなネコが進化を遂げていたのだ。ネコは長い尻尾を持っている。その尻尾の先端が人間が使う傘のように広げられるようになっているのだ。これはまさに雨に濡れないための進化といえよう。この進化のおかげで、雨の多い地方のネコは雨の降っている日でも悠々と外を散歩するようになっているのだ。なんて便利な機能だろう。雨の日に歩いているネコを見かけたらそれは間違いなく傘の尻尾を持っているネコであろう。