人間の世界に以外と近くにいる存在がサルだ。山が近くにあるならほぼ100%に近い確率でサルが存在する。そしてある地方の野生のサルはある変化をしているのだ。それは紀州にいるサルで、この地方は梅が有名な産地。その梅になる梅干しを好んで食べるサルが変化しているのだ。あまりにも梅干しを食べるので、顔が梅干しの色素で染まり、梅干しのような頭部をしているのである。まさにこれは「梅干しサル」という新しい種類に変化したと言っていいのではないだろうか。すごくシンボリックなサルで頭部が赤いので遠くにいても存在に気づくのだ。森に点在する赤い点はこの梅干しザルなのだ。そして真っ赤に山が染まっているのは紅葉ではなく、梅干しざるの集団なのだ。とても可愛いサルなので人気が出てきている。