ネコとネズミは昔から仲が悪い。ネコの餌食になるまいとネズミの方は色々と工夫をしてきた。小さい穴に入ってネコから逃れていたし、ネコに気づかれないように生活するのに必死だった。だが、いつもやられっぱなしのネズミはついに反撃に出たのだ。ネコを懲らしめようと、ある罠を仕掛けるようになった。その罠とはチーズを使った罠である。ネズミの特技は穴を開けること。大きなチーズに穴を開けて、ネコを捉える作戦だ。複数の穴を開けてネコをおびき寄せて首が入る大きさの穴で抜けなくして捉える作戦だ。チーズの中にネコをおびき寄せたら、ネズミは中を駆け回るだけ。その動きにつられてネコはチーズに迷い込んで抜けられなくなるのだ。この罠のおかげでネズミは安心して暮らせるそうだ。これはネズミの発明である。
