子供の頃は無邪気というか、初めて出会うものばかりなので、大人が怖がるものを大抵楽しんでいる。そのいい例がゴキブリだ。ゴキブリは大抵の大人は大嫌い。動きが素早いのと、汚いイメージ、そしてたまに飛ぶことだ。汚い家に住むイメージもあって、ゴキブリは嫌われ者だ。だが、初めてゴキブリを見る子供は好奇心がいっぱい。なんでこんなに動きが素早いのだろうと感心するのだ。その衝動を利用して、ゴキブリのおもちゃの車を開発したところ、子供に大人気の商品となった。子供にしてみればゴキブリの形がかっこいいそうだ。なんか強そうなイメージで、さらにスピードが早いときたら子供はワクワクせずにはいられないだろう。大人はこのゴキブリカーを嫌がるが、子供に欲しいと言われると買ってしまうようである。