私は極度の人見知りだ。ほとんど人と接することができずに、今まで関わりを極力避けてきた。人が嫌いではないのだが、どうしても話すことができないのだ。そんな私はなかなか世間に受け入れてもらえずに、引きこもりになっていった。そんな時に自ら編み出したのが、引き戸の押入れ型のヘルメットだ。なんでそんな形にしなければいけなかったのかは自分でも謎だが、一枚の扉を挟むだけなのに、人とコミュニケーションを取れるようになったのだ。人からは変に見られているようだが、自分の中ではかなりの進歩なのだ。そして今までとは違った人とのコミュニケーションを取れるようになって世界が広がったのだ。人見知りの人はぜひ押入れ型ヘルメットを試して欲しい。